「向かいの窓」
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向かいの窓 販売元:ビデオメーカー |
オススメ度 ☆☆☆☆★★
ラウル・ボヴァ, ジョヴァンナ・メッゾジョルノ, フィリッポ・ニグロ
週末もあったツタヤレンタル半額に乗じて、
またまたDVDを観てしまいました・・・
(少しは譜読みを進めろっていうんだ)
街中で道に迷った老人ダヴィデを保護した
ジョバンニとフィリッポ夫妻。
警察に保護申請をし損ね続けるうちに
かつてのダヴィデの記憶とジョバンニの心情が重なり始め・・・。
この物語はかつてはナチスの強制収容所にいたダヴィデの人生、
ジョバンニと向かいの建物に住むロレンツィオとの恋
不協和音が鳴るジョバンニとフィリッポの夫婦関係
3本の軸があるように思う。
約1時間半の作品だが、この3本の軸がありつつも
混乱することなくきれいに全てのストーリーが絡み合うのは
思わず感心してしまった・・・。
重くなりがちな(勿論そうあるべきなのだけれど)
ナチスのユダヤ人迫害のエピソードがあるのに
時にポップに、時にしっとりと、時にコミカルに感じるシーンがあり
全体的にバランスがいい作品に思えた。
それにしても甲斐性のない夫と幼い2人の子供を持ち
生活に追われて自らの夢を諦めてざるを得ない母親と
(自分を含めて充分ありがち)
向かいの窓からそんな母親を
恋焦がれるエリート銀行マンとの恋物語という設定は
ワタシにとってはそこそこリアルで思わずハマった(笑)。
ロレンツィオと夫の間で心を揺らすジョバンニ。
ロレンツィオに強く心を惹かれつつ
愛を成就させようとする瞬間に子供たちや夫の存在が脳裏に浮かぶ。
(そりゃそうだろな・・・泣)。
そしてその後は・・・。
ダヴィデを演じるマッシモ・ジッロティは過去のある
伝説の腕をもつ菓子職人としての存在感タップリ。
この作品が残念ながら遺作となってしまったとのこと。
「郵便配達は2度ベルを鳴らす」「ラストタンゴ・イン・パリ」にも
出演しているとのことで
機会があったら観てみたいな~。
(ぬぅ、ヴィスコンティとベルトリッチが監督なのね・・・。)








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